【プチ記事】留学生との交流【防衛大学校】

防衛大にも留学生が数多く在籍しています。

人数としてみても

学生隊が2000人いるのに対して

留学生が約100人いるので

各中隊(120人)に約6人いる計算になります。

防衛大という特殊な環境において

留学生との交流機会は非常に多いです。

そんな留学生との交流について書いていきます。

留学生はどこから?

まずは留学生の出身国をみてみましょう。

以下は防衛大学校公式ホームページからですが

本校では、これまでタイ・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・モンゴル・ベトナム・韓国・ルーマニア・カンボジア・インド・東ティモール・ラオスの13ヶ国の士官候補生等を留学生として受け入れ、日本の学生同様に教育訓練を行っています。在校学生は現在約100名(本科)であり、本科のほか、研究科に在籍している留学生もいます。

アジアの国々を中心に多数の在校生が在籍していることがわかります。

長期に渡って在校する学生が大半ですが

アメリカ・オーストラリア・大韓民国・シンガポール・タイ及びフランス等の各士官候補生が毎年数週間又は4ヶ月間の研修に来ています。

短期間で研修として授業や訓練に参加する学生も多数います。

日常生活でかなりの頻度で遭遇しますし交流があるので

防衛大学校は非常に国際的な環境といえます。

留学生の始まり 0学年

防衛大学校に入校する留学生は

最初は0学年として一年目をスタートします。

というのも

留学生はある程度の日本語能力を備えてから(数ヶ月行うそうです)

防衛大学校に入校するわけですが

いきなり学生舎生活、授業や訓練レベルの日本語を使いこなせる人は少ないです。

ですので、入校して一年目は0学年として

  • 学生舎での生活になれること
  • 日本語を細かく習得すること

この2点に重点を置いて生活していきます。

0学年も他の学年と同じ部屋で生活しますが

1学年の生活とは少し違う感覚で過ごします(指導はあまりされない)

0学年として一年を過ごし

防衛大学校の生活に十分適応してから

晴れて1学年として防衛大学校の生活に直面していきます。

留学生の扱い

留学生であっても

基本的に防衛大学校の学生として対等に扱われます。

ですので一緒に授業を受けて勉強もしますし

校友会で共に汗を流しますし

一人の防大生として毎日の生活を送ります。

もちろん長期勤務学生としてリーダーシップを発揮する機会もあります。

私の仲の良い同期の一人に留学生がいましたが

国籍関係なく、共に切磋琢磨できる同期という感覚でした。

各種行事でも共に手を取り合って戦うことが多く

「仲間」という言葉でまとめるのが最も適切な存在でした。

行事と言えば開校祭では留学生は忙しいことが多く

体育館などで国ごとに研究発表や国の紹介をしていたり

各国の伝統料理の出店なども出店していたりと大活躍です。

開校祭に行く際はとても素敵な体験ができるはずですので

是非留学生のブースを覗いて見てください。

留学生の校友会、同好会

校友会ももちろん好きなものを選べます。

相撲部は伝統的にモンゴル出身の学生が多く所属していましたし

多数の留学生を抱える校友会も珍しくありません。

また、各国の同好会が存在し、日本人学生との交流も盛んに行われています。

同好会に所属したことをきっかけに

夏季休暇などを利用して他国に遊びに行く学生も非常に多く

現地で素晴らしい待遇で過ごせたりなど

「留学生さまさま」になる機会も多いみたいです。

私も昨年に元同期の留学生の国に旅行しに行き

現地の案内や食事の面倒などをみてもらいました。

校友会や同好会ではより一層国際交流が進んでいるといえます。

卒業後の留学生

卒業した留学生はそれぞれの国に戻るわけですが

その後にとんでもない勢いで出世するらしく

将来的に防大の同期が階級的に下になることも多く

国際的な場で再開した時には双方困ることが多いらしいです笑

しかし、防大で同期だった絆は失われませんし

共通の訓練などでは強い信頼関係で協力した任務に取り組めます。

私の見た防衛大学校の留学生

彼ら(彼女ら)はとんでもなく優秀な人ばかりです。

当たり前のように日本語を話していますが

母国の言語に加えて英語も堪能(他にも習得している学生多数)

語学の授業などでそのレベルの高さに驚愕しました。

そして何と言っても人格的に優秀な方が多いです。

私が指導に苦しんでいた時期に真っ先に相談に乗ってくれたのは

他中隊にいるそれまで見知らぬ留学生の同期でした。

彼は「君に罪はない、自分が助けられないのが本当に悔しい」と

本当に親身になって私を支えてくれた思い出があります。

仲が良かった0学年で日本語が不自由な留学生が

私が退校する際に「ちゃんと話せなくて悔しい、寂しい」

そう涙ながらに言ってもらえたことも記憶に強く残っています。

本当に人間面で達観していたり、真の優しさや絆を持っている方が多く

私は防衛大学校にいる留学生が

「なぜ防衛大に来る必要があるのか?」

そう感じずにいられないほどに留学生について良い印象しかありません。

まとめ

防衛大学校に入校すると

様々な場面で留学生と遭遇することがあります。

その機会は本当に貴重なものになりますし

国籍関係なく、彼ら(彼女ら)は防衛大学校の一員です。

最初は戸惑うことも多いかもしれませんが

必ず、学生生活をより実り多きものにしてくれますよ。

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